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工事実績 -水分橋改築工事(下部工)(その3)(交替制)-

 

 

こんにちは

工事部より工事実績の紹介を致します。

 

 

”水分橋改築工事(下部工)(その3)(交替制)”

昨年11月から工期が開始、今年の7月に無事竣工をしました。

 

 

竣工写真

 

 

【工事詳細(公共工事)】

工事名:水分橋改築工事(下部工)(その3)(交替制)

路線名称:庄内川

請負金額:215,932,200円

契約工期:2023年 11月21日 ~ 2024年 6月28日

発注者:名古屋市緑政土木局

 

 

工事概要としては、

不発弾探査工、場所打基礎杭工(φ1500)、仮締切土留め工

橋脚工(小判柱式)、護床根固めブロック工、 などについて施工しました。

 

 

工事概要の流れとしては、下記資料のとおり進めていきました。

施工状況としては、一つずつの工程を終わらせて次の工程という

直列作業が多く、工程を守るための円滑な施工が求められました。

 

 

 

この工事は、河川内工事のため”渇水期”である比較的河川水量が少ない

11月1日~5月31日までに工事を竣工しないといけない工事であった。

しかし、工期始まりが渇水期に食い込み かつ”庄内川”は一級河川の

国交省管轄で河川協議にも十分な時間が必要となるため、全施工量に

対して施工期間に余裕がない工事であった。

 

 

ここまでの前置きでわかるよう、とにかく時間に余裕がないが

全施工を渇水期内に終わらせないといけない!

弊社 施工管理者の腕の見せ所という、まさにそんな工事でありました。

 

 

 

 

空撮では、全体工程を4回に分けて撮影しました。上記の写真は、

当初状況、護床ブロック取壊しから始まり不発弾探査や場所打基礎杭

鋼矢板圧入の仮締切後、杭頭処理を終えた時点での写真になります。

 

 

不発弾探査は特に慎重に行うため、施工進捗は比較的遅くなりますが

工期が圧迫されても安全第一なので丁寧に施工を行いました。

特に不発弾も見つからなかったので工程を止めることなく次の施工へ

基礎杭施工の際に、想定より硬土質層であったため若干掘削及び排土

に時間を要しましたが工程通り施工を進めることができました。

 

 

 

 

残り空撮2回分の橋脚工終了後と護床根固めブロック工終了後の写真です。

橋脚工では、鉄筋-型枠-コンクリート打設を終えた時点での写真で

その後埋戻しをしながら鋼矢板の撤去を行い、橋脚周辺に護床根固め

ブロックを施工し終えた時点での写真です。

 

最後には、護床根固めブロック部分も埋戻しを施工して完了としました。

 

 

 

最終的に渇水期内で無事工事を竣工させることが出来ました。

最初に計画した工程管理に沿って、施工を円滑に進めれるよう管理指示を行い

発注者や河川管理者の要望もクリアしていきながら竣工へと導きました。

 

 

現状も右岸左岸共に水分橋開通に向けて工事が進んでいる状況です。

まだ時期は分かりませんが、水分橋が開通する日が楽しみです。

 

 

 

最後に発注者様、協力業者様、工事にご理解を頂いた地域の皆様、

ご協力誠にありがとうございました。

 

 

株式会社成瀬組

工事部